ブラックパンサー
『ブラックパンサー』
監督:ライアン・クーグラー
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:チャドウィック・ボーズマン、ルピタ・ニョンゴ、マイケル・B・ジョーダン、マーティン・フリーマン、アンディ・サーキス、フォレスト・ウィテカー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)Marvel Studios 2018
公式サイト:MARVELJAPAN.JP/blackpanther
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シビルウォーで行きなり出てきたぽっと出ヒーローのブラックパンサー。正直はじめて観たときは、なんだこいつはと思っていました。
やたら強いですし、聞いたこともない国の王子だとか言っているし、ちょっと興ざめでした。
でも本作では、民を思う王として、伝統重んじる戦士として、理想との差に苦悩する男として、正に魅力的なヒーローとして描かれていました。
この内容でなら、アメリカで大ヒットもうなずけます。
印象に残ったのは[ワカンダフォーエバー]ってセリフです。
結構緊迫感があるシーンなはずなのに、あのセリフでちょっと笑ってしまいました。なんか田舎のまちおこしぽかったです。吹き替えだからですかね。
あと、アンディーサーキスが演じるヴィランが良かった。名前は忘れてしまったけど、[葬式じゃねえんだ]といって、ブラックパンサーに追われながらも音楽をかけるところ、大物感が出てて好きです。
こういうのがスーサイドスクワットに欲しかったです。しみじみ思います。
やっぱり悪役は大物感ですよ。
それさえあればいいんですよね。